フィリピンの東海上にあった熱帯低気圧が発達し、台風6号(インファ)が発生しました。
台風のたまごとは、台風になりそうな熱帯低気圧のことを指す俗語です。台風の定義は、北西太平洋または南シナ海にある熱帯低気圧のうち、最大風速が17.2m/s(34ノット)以上のものが「台風」と呼ばれます。
米軍やWindyで台風のたまごの発生の状況や気象庁の発表を調べてみました。
台風3号に関する情報はこちらを参照してください。
台風4号に関する詳細情報はこちらを参照してください。
台風5号に関する情報はこちらを参照してください。
台風7号に関する進路情報はこちらを参照してください。
2021年に発生する台風の数や進路予想についてはこちらを参照してください。
台風のたまご発生・米軍
台風6号につながるたまごの発生はあるのでしょうか。
●7月22日18時(現地時間)
JTWCより引用
日本時間にするには9時間を足します。上記図でいくと22
日18時ですので、日本時間では22日の午前4時ということになります。
7月16日の段階ではたまごになりそうな熱帯低気圧(雲の渦)赤い矢印が確認できますね。
現地時間での様子をみると赤い矢印が二つ確認できます。
INFAとあるのが台風6号です。
台風7号のたまごも確認できますね。
水色の丸も確認できます。今後台風8号に発達するかもしれませんね・・・。
◆図の見方
●黄色丸(24時間以内の発達は考えずらい)
●オレンジ丸(発達しても24時間以上かかる)
●赤丸(24時間以内に発達します)
●赤矢印(熱帯低気圧・台風)
●水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
JTWCより引用
赤い点線で囲まれている範囲が示しているのは、風速17.2m/s以上になる能性のある範囲です。
これは6時間ごとに更新され、5日先の進路予想と風速17.2m/s以上の暴風域を表しています。
上記は7月18日のものですが、台風6号は今も沖縄付近で停滞しています。
米軍の台風6号たまご発生に関する詳細はこちらを参照してください。
台風6号たまご発生・Windy
7月23日
Windyより引用
●見方
白の矢印は風の向きを表しています。薄い青<緑<黄色<赤い<紫<青の順に風が強くなっていることを表しています。
▲のスライダーを移動するとこの先の風の様子や台風の位置などを確認することができます。
台風6号(インファ)が沖縄付近にいて台湾も暴風域に入っているように見えます。
沖縄付近にお住まいの方は十分な注意が必要です。
米軍同様、台風7号のたまごとなるのでしょうか。
WINDYでの台風情報はこちらを参照してください。
台風6号たまご発生・日本気象協会
7月16日21時時点でフィリピンの東海上にあった熱帯低気圧はその後発達して台風6号(インファ)となりました。
●7月23日現在
●台風6号(インファ)19日午前9時現在
中心気圧 955hPa
最大風速 60m/s
中心付近の最大風速 40m/s
今後は、発達しながら西よりに進み、20日(火)午前9時には、強い勢力で南大東島の南南西約170kmに達する見込みとのことです。
7月22日現在、台風6号は先頭諸島を中心に大暴れとの予想。暴風雨や大雨、高潮、高波には中分な注意が必要です。
▼7月16日(金)21時時点ての熱帯低気圧の状況
存在地域 フィリピンの東
移動状況 北 15 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
▼5日先までに台風の暴風雨に入る確率(気象庁の7月16日発表より)
福岡県 1 %
佐賀県 1 %
長崎県 2 %
熊本県 1 %
大分県 1 %
宮崎県 1 %
鹿児島県本土 3 %
奄美地方 22 %
沖縄本島地方 21 %
大東島地方 12 %
宮古島地方 17 %
八重山地方 14 %
20日21時時点では中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は55m/sの強い勢力をもった台風6号(インファ)となって沖縄近海に進むと予想されています。
【熱帯低気圧】
気象庁の予報では、20日(火)21時には強い台風になって沖縄本島近海に進み、中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は55m/sと予想されています。今年最初の本格的な台風の接近となるおそれがあるため、早めに台風対策を進めてください。https://t.co/ca7RdWV8VG
— ウェザーニュース (@wni_jp) July 16, 2021
新しい情報についてはこちらで追記していきます。
まとめ
7月22日の米軍、Windy、日本気象協会のいずれも大型で勢力を保った台風6号には注意が必要です。
沖縄地の先頭諸島地域では高波に対する警戒が必要とのことですので、十分注意してください。
新しい情報についてはこ知らで追記していきます。
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